全日本U-12少年サッカー選手権福岡ブロック予選

【大会】全日本U-12少年サッカー選手権福岡ブロック予選

【日時】10月31日(日)

【会場】西部運動公園

【試合結果】

姪浜 1 - 0 レアッシ

姪浜 0 - 2 弥生

姪浜 2 - 0 板付

(お礼)

当初は17日開催予定でしたが、当クラブの役員から監督への連絡ミスと確認不足、また16日の雨による運動会延期・予備日と重なってしまい、最悪は不参加・不戦敗となるところでした。しかし田中監督の素早いご尽力と大会本部と対戦チームのご理解とご協力により、31日に延期、姪浜少年サッカークラブも参加とさせていただきました。

関係各位にあらためて感謝申し上げます。

どうもありがとうございました。


(戦評)

4チームでの予選リーグ、1位のみ決勝トーナメントに勝ち上がりで、4チームの内2チームは格上の2部リーグ、ひとつでも負ければ予選敗退濃厚という厳しい条件の中、これまで4部リーグ戦で無敗無失点という好調な姪浜がいかに戦えるのか?見所も多い、少なからず期待と希望を抱かせる大会となりました。

田中監督と古木コーチ、船引コーチの指導陣が口を揃えて何度となく伝えていた「試合開始10分の集中」を徹底出来るかどうかも、勝ち上がりの重要なポイントのひとつでした。



姪浜 1 - 0 レアッシ

1試合目は3部リーグ所属「レアッシ2」との対戦。

前半開始早々はさすが3部のチームらしくレアッシ2のきれいなパス・サッカーで何度となく攻め込まれた姪浜でしたが、DF6年セナ、DF6年ナナト、ボランチ6年アキラ、そしてGK5年ハヤトをはじめとするフィールドプレイヤー全員がよく走り、粘りよく自陣ゴールを守り、ボールを奪っては前線へとボールを運び、徐々にペースを掴んでいきました。

前半姪浜にも大きなゴールチャンスがありましたが、わずかなところで塞がれ、0-0で終了。

「前半開始10分の集中」は出来ていたと思います。

後半開始直後も一進一退の攻防が続きましたが、中盤でボールを奪ったアキラが1人ドリブルで数人を振り切り、ペナルティーエリア外から放ったキーパーほぼ正面のグラウンダーのシュートをキーパーがまさかのファンブル。そしてゴールポストに当たってはね返ってきてそのままゴールへ転がり…

かっこ悪いながらもゴールはゴール、1点は1点。

ずっと欲しかった先制点が姪浜に入ったのでした!!

その後も実力で勝るレアッシ2からの猛攻を受けましたが、気迫で相手を上回り、GKとDFとMFとFWの8人全員で走り回ってゴールを守り、1点差を守りきっての勝利を得ました。

「負けない」気持ちと集中力と全員で勝ち取った見事な勝ち点3でした。

6年アキラ・ドリブルで持ち上がる
6年リクト・軽やかな身のこなしとボールさばき




姪浜 0 - 2 弥生

2試合目は前試合板付K戦で見事なシュート力を見せつけて快勝していた3部リーグ所属「弥生」との対戦。

結果としてこの弥生との勝敗がカギとなりました。

前半は弥生の中盤の強さから押し込まれる展開が多い中、守備陣が集中を切らさずになんとか守りきっていきました。前半0-0で終了。途中6年アキラの中盤からのドリブルで持ち上がっての惜しいシュートもあり、後半に期待を繋いでくれました。

後半開始早々も集中力を切らさずに、全員で走り回っていましたが、中盤の接戦の中からペナルティーエリア外でフリーでボールを持たせてしまった一瞬のスキに見事なミドルシュートを放たれて、ついに悔しい悔しい失点。今までに4部ではあの距離からシュートを打ってくる相手がいなかったため、全員の動きが一瞬とまってしまったように思います。

さらに攻撃を仕掛けてくる強豪チームは中盤の攻防から右サイドへと展開し、ゴール前へのクロスボールに猛獣のようなスピードで走りこんでゴール中に押し込み加点。お手本となるような見事なサイド攻撃でした。

姪浜にとって後半になって集中力が切れ始めた一瞬のスキを突かれての2失点でした。

反撃に転じるためにボランチ6年アキラを一つ前のトップ下にポジションを変更しましたが、大きなチャンスを迎えることもなく、決定力の差を見せられたまま試合終了のホイッスルが無情に響きました。

1失点後の4年ハルトの実に惜しいシュートが2本など、強豪を相手に必死に喰らい付いていく姿は、あの“弱くてすぐに諦めていた弱小”姪浜U-12が大きく成長した姿でした。

弥生の選手個々の能力の高さ、特にキック力、シュート力は見事なもので「これで3部所属のチーム?」と思わせられるものでした。

しかし姪浜もその強豪相手に最後まで諦めずによく善戦したと思います。

4年ハルト・2つ上のカテゴリーながら、年齢差を感じさせないテクニックとガッツでチームに貢献してくれました
6年ナナト・空中戦では絶対に負けない高さと強さ
6年セナとナナト・何度となくピンチを防いでくれた
6年ナナト・どんなボールも跳ね返す



※3試合目の前に弥生がレアッシ2を大量点で勝利し、3戦3勝で1位勝ち上がりを決定しました。



姪浜 2 - 0 板付


3試合目は同じく4部所属「板付キッズ」との対戦。

朝の試合開始前からの練習時やこれまでの強豪相手の2試合の中でキーパーの上手さがずっと目に止まっていましたので、そう簡単にはゴールは奪えないものと覚悟しての対戦となりました。

また1位通過の可能性が無くなったため、これから期待のメンバー数人を先発させてのスタートとなりました。試合開始直後からペースを掴み攻め上がり、早々に4年ハルトのコーナーキックを5年ダイスケが反応しゴールにボールを押し込んで先制。この得点は6年生が誰も絡んでなく、現U-11(次年度U-12)の2人が決めたゴールであり、来年度に期待をつなげるゴールとなりました。

(5年ダイスケと4年ハルトのコンビで得点!)


楽な展開かと思われましたが、しかしその後は相手GKの上手さもあり追加点が決められないまま1-0 のまま前半終了。

後半もうまく攻め切れないまま時間が過ぎましたが、最後の最後にセンターサークル付近でボールを受けたアキラがそのままゴール前まで運び、落ち着いてキーパーを交わしてシュートをゴール右隅に決めたところで終了のホイッスルが鳴り響きました。



(総評)

3戦2勝1敗で2位。惜しくも決勝トーナメント進出は逃しましたが、気持ちを切らさずに、最後まで戦い抜くという姿勢を3試合を通して貫いてくれた点は大きく評価出来ると思います。

姪浜U-12もずいぶんと強くなりました。

この調子で残り少ない公式戦やリーグ戦や大会に挑んでいって欲しいと思います。



バモス!
姪浜少年サッカークラブ!!

(レポート)
6年江島


そして6年近藤さん編集の激アツ、胸アツ動画はこちら!!

近藤さんありがとうございます!!

ハッピー・ハロウィン!!

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